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看取りまでその4

胆汁を改善するためのステント留置の手術(2024年3月2週目くらい?)を実施。
私は病院には行けないので、父からの連絡を待つ。

夕方になっても全然連絡ない。。

え?なに?と思いつつ、、、
気になって待ちきれずに、父にライン。

すぐに既読になる。

しばらく返事がこない。

そしてしばらくしたあと

「手術が失敗した。余命が短くなりあと1ヶ月になると思う。ごめん」

今もこの文を書きながら、あのときの気持ちが思い出されて涙が止まらない。
私以上にお母さんがどんな想いだっただろうか・・・
手術をして、生きたいと思っていた母のことを思うとほんとうに辛くて辛くて涙が止まらない。

それを伝える父も本当に辛かっただろうなと思う。

母の誕生日が4月12日。

65歳の誕生日を迎えられるだろうか。

私が島根に行く予定にしていたのが手術の1週間後の予定にしていたので、そのあいだ気が気がじゃない。

間に合わなかたらどうしよう。
おかあさんがいなくなったらどうしよう。

この時期は毎日毎日、ふとした瞬間に涙が溢れて止まらなくなる毎日だった。

母とは、高校を卒業して大学で一人暮らしをはじめて以来、毎日電話をしていたので、その電話ができなくなったことが母が入院している現実を毎日毎日夜に私に突きつけてくる。

つづく

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