みなさん、こんにちは。
ともちん@pincky1205です。
今日は私が所属している母親アップデートコミュニティでZOOMがありました。
母親アップデートコミュニティのTwitterはこちら。
実は母親アップデートコミュニティは一般社団法人化してますます多くの人に価値を届けられる団体になっていくと思います。
そして実は、そこの運営メンバーとして主にバックオフィスで動かせていただいたりしております。
「母親をもっと面白く」そんな想いに少しでも共感したり、どんなかな?って思う人はご連絡ください♪熱く語らせていただきます!
とういわけで、今日は、そんなコミュニティ内で中四国支部会の集まりだったんだけど、山口県で子ども食堂をされている小児科の先生の話になり、、、、
そこから虐待やネグレクト、支援が必要な家庭への話になりました。
その話があまりにも深くて、私の抱える課題感と心に突き刺せるものがあったので忘れないようにシェアします。
ちなみに山口の宇部市で子ども食堂をされているのはこちら。
こちらの子ども食堂は敢えて誰でも食べに来ていい子ども食堂にしているのだそうです。
必要としている子が引け目を感じることなく気兼ねなくこれるように、との気遣いから。
けれども、しっかりとスタッフ間の中では、ケアが必要な家庭状況の子供については随時情報共有がされていて、そういった子たちにはしっかり個別でフォロー体制が整っているとのこと。
そして、先生がおっしゃるには
「子ども食堂に来る子たちはまだいい。ここにたどり着けない人たちにどう支援を届けるかが問題である。」
とのことでした。
その話を聞いたとき、確かに!と。
本当に支援が必要な子たちはこの子ども食堂が開催されていることさえ知らないかもしれない。
子ども食堂にでかけたくても、家庭の事情で外にでることが許されない状況かもしれない。
こういった、本当に支援が必要なんだけど、手が届いていない、そんな人へアプローチしていくことを「アウトリーチ」と言うそうです。
意味は英語のままですぐ分かりましたが、業界的にこのような用語があるとは、今回初めて知りました。
そして福祉分野において、このアウトリーチというのがとても難しいと。
アウトリーチとは福祉分野では、「支援が必要であるにもかかわらず届いていない人に対し、行政や支援機関などが積極的に働きかけて情報・支援を届けるプロセス」のこと。
アウトリーチの議論の中ですごく心が響いたことがあって、それをここに書き留めておきたいと思います。
メンバーの一人あやねぇの発言なんですが、
どうやったらこうゆう、声が届かない人たちに届けることができるか?を考えたときに、
やっぱり上から下へいくしかなくて。
支援があることを知っている人、支援を届けたいと思っている人が上として、
届かないけど支援が必要な人を下とすると、
上の人たちがどんどん増えていって、思いを深くしていって、どんどん下のほうに染み渡らせるしかないんだよねぇ。
直球ドキューンは難しくて、じわじわと染み渡らせていくのが一番の近道なのだと。
だから時間はかかると。
その話を聞いたときに、「私もいつまでも向き合うことから逃げちゃいけないな」と思いました!
私は虐待やネグレクトなどの報道を見るたびに心が激しく痛み、何か私にできることってないのかな?といつも思っていました。
でもいつもたどりつく結論は、今の私にできることは何もない、でした。
結局、真剣に向き合うことから逃げて、現実を目の当たりにして傷つくのが怖いというのが本音でした。
けれど今日の、「上から下に少しずつ染み渡らせていく、それしかない」という話を聞いて、
私もあれこれ言い訳せずに、きちんと向き合うことを決意しました。
苦しい思いをしたことのない私が、支援を必要とする子どもたちに向き合えるだろうか、
子どもたちの現状を知ったときあまりのショックを受け止めきれるだろうか、
そんな思いがずっとありました。
でもこれは私自身の心の問題。
私自身が傷つくの回避しようとしているだけ。
もちろん、突然大きなことはできないけど、じわじわ下へおりる支援の輪の一環として、今私にできることから初めていこうと思いました。
少しでも辛い思いをする子ども達を助けたい、子をあやめることを選択せざるを得ない親を少しでも救いたい。
「何もできることはない。」ではなく、「今私にできることは何か?」を考え、小さな一歩から行動をしていこうと思います。
早速、少額ですが、宅食やこども食堂を実施している団体に寄付をしてみました。
今日は本当に大きな気づきと、大きな一歩を踏み出せた一日だったなぁ。
いつだって気付きを与えてもらうのは「人とのつながり」の中で。
人のつながりも本当に大事だとしみじみ感じている今日この頃でした。
たまには真面目会でした!
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