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看取りまでその5

余命1ヶ月を宣告され、すぐにでも飛んで生きたい気持ちなのだが、
仕事でどうしても関東にいる必要があり、なかなか島根に移動できず、、、

間に合わなかったらどうしよう、、、
の気持ちで毎日をすごしていました。

母にLINEをすると、元気そうなスタンプが送られてはくるものの、きっと体はとてもしんどかったのだと思う。

既読にならないと、すごく不安で不安でしょうがない毎日。

そして、予定を早めて帰宅した。

入院してからあった母は、黄疸こそあるものの、会話は普通通りできるし(無理していたのかもしれないけど)、本当に死ぬの?全体うそだと思っていました。

あとから聞いた話で、このとき父は母に喪服を持って帰るように。と言われていたらしいです。
父は自分からはそんなことは言えないと、伝えなかったようですが、、

私もふと喪服のことは頭をよぎったのですが、このときは自分でも信じらなかったこと、
母が死ぬことを受け入れられなかったこともあり、絶対に喪服なんか持っていくものか!と持っていきませんでした。

つづく

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