一般病棟に入院すること2ヶ月。もうできることはない、と緩和ケア病棟への転院を進められる。
その時の母はどんな気持ちだっただろうか。
緩和ケア=死ぬのを待つ みたいなイメージがどうしてもぬぐえない私。
悲しくてなんと声をかけたらいいかわからなかったものの、そんな私をよそに、母は、
「かき氷が食べ放題だよ」とか、「アロママッサージしてもらったよ」とか、「ピアノの生演奏あったよ」とか、至れり尽せりの病院の様子を伝えてくれる。
少しでも母が穏やかに毎日を過ごせているのなら、良かったと思いながら、でもやっぱり受け入れられないというか、信じられない日々を送っていました。
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